【特集 「古典探究」の現在地】
高等学校の新学習指導要領は年次進行で実施され、現在は「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」という高等学校国語科のすべての科目の授業が行われるようになりました。本学会では学会誌「早稲田大学国語教育研究」の第四四集(二〇二四年)で「『現代の国語』と『言語文化』」、第四五集(二〇二五年)で「『論理国語』と『文学国語』」という特集を組んでいます。
そこで第四七号(二〇二七年)では「『古典探究』の現在地」と題した特集を企画しました。高等学校国語科の科目の中で唯一「探求」という名がつけられた「古典探究」は「古典を主体的に読み深めることを通して、自分と自分を取り巻く社会にとっての古典の意義や価値について探求する科目」として新設されました。
現場の授業は「古典A」「古典B」から「古典探究」へと移行したことで、どのように変化したのか。これまで育成されてきた古典の資質・能力を「古典探究」として一層充実させ「主体的・対話的で深い学び」の実現のためにどのような授業が行われているのか。現場で進められている様々な試みを共有し、批評し合いたいと思います。さらに、そもそも国語科でなぜ古典を学ぶ必要があるのか、古典を学ぶことによって、生徒たちの言語能力はどのように育成されるのか、また、古典を学んだことは生徒たちの人生でどのように活かされるのか、など古典教育の存在理由を問うことなども「『古典探究』の現在地」を見渡しながら考えたいと思います。
会員諸氏の実践報告や教材研究、古典教育に関する内容学からのアプローチなど、より多くのみなさまからの投稿をお待ちしています。
※特集のほか、一般の投稿(特集外論文・実践報告・研究ノート・現場から)や内容学に関する論考も受け付けております。投稿規定、現行のテンプレートなど詳細は投稿についてをご覧ください。
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